「私の名は、間尾洋子。
かの名高き、少年院の出身だ。
校舎中の人間が私にブルブル。ところがこれが逃げられないんだなぁ。
ま、自分でいうのもなんだけど、狙った獲物は必ず殺す、神出鬼没のテロリスト。
それがこの私、間尾洋子だ。」

「釘町くん。私の友達。
鍵っ子。100円貸してくれる親切心。
その上義理堅く、頼りになる男。」

「坂爪会長。学園の何代目かの生徒会長。
隠れ煙草の達人。権力を手に入れると怖い女。」

「少年科の刑事。ご存知警察署の刑事さん。
私を捕まえるのを生きがいにしている私のもっとも苦手なとっつぁんだ。」

「田村三人組。只の不良か只の運び屋かこの私にもわからない謎の三人組。
いつもひどい目に遭うが、憎めないんだなぁ。
私は友達って言葉に弱いからねぇ。」

「さてさて、これら一癖も二癖もある連中に囲まれて、
今週はどんな殺戮を巻き起こしてやろうかな。」